メガドライブ ミニ(以下、一部で「MDミニ」と略記)は1980年代から1990年代にかけて発売された家庭用ゲーム機「メガドライブ」の復刻版。セガゲームス(以下、一部で「セガ」と略記)が2019年9月19日に発売した。
日本国外でも北米市場ほかアジア圏にて日本と同日、欧州(ユーロ圏)市場においては同年10月4日に、各市場向けの仕様にした版(北米ならば「SEGA GENESIS MINI」、欧州ならば「SEGA MEGA DRIVE MINI」名となる)がリリースされる予定である。本項では、これらについても簡単に解説する。
概要
1980年代から1990年代にかけてセガゲームスの前身「セガ・エンタープライゼス」時代に販売していた家庭用ゲーム機「メガドライブ」を、現代のアーキテクチャで復刻するものであり、2001年のドリームキャストの生産停止以来18年ぶり[注 1]にリリースした家庭用コンピュータゲーム機となる(セガゲームスとしては初リリース、「メガドライブ ミニ」は公開されたゲームプラットフォームではないため、本機が出てもドリームキャストは最後のゲームプラットフォームである)。
2018年4月14日に開催されたセガフェス2018にて、第1報がなされた[1][注 2]。当初は同年内のリリースを予定していたが、反響がセガの予想を越えて大きく、海外からの要望にも適切に応える必要が生じてきたため、2018年9月、翌2019年に販売時期を延期すると発表[2]して当初の仕様も白紙に戻して一から再設計、上記の正式発表を経て現在に至る。
日本では発売時期が改元の時期(平成から令和)にあたっていたため、「令和最初の新(ゲーム)ハード」というセールスコピーが使われた。
北米市場向けバージョンの「SEGA GENESIS MINI」が日本でも数量限定販売で9月9日に予約開始され、9月27日にAmazonで発売されることが決定した。また、日本版の3Bパッドがセガストアにて発売されることも同時に発表された[3]。
基本的な仕様
※ 下記の出典 → [4]
外観は原典デザインのまま、スケールを約55%縮尺したサイズとなっている[5]。このスケーリングサイズは先だってリリースされた他メーカーの復刻系ゲーム機(ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンなど)に近いものになっており、並べて置いた際に「納まり」が良くなることを意識したもの。なお、それらの機種では(電源スイッチ・リセットボタンをのぞいて)省略されていた本体の各部品可働がオリジナルと同様に可能である(ダミーパーツであり実際の機能が付加されていない点については同様)。
ソフト関係
他メーカーの復刻系ゲーム機同様、オリジナルのロムカセットをスロットに装着して遊ぶことは出来ない(公開された仕様ではソフトのダウンロード(書き換え)は出来ない)が、全メガドライブゲームソフト(セガだけではなく他のゲームメーカーからリリースされたタイトルも含む)から「“メガドライブの時代を再現する”」という内部的テーマを元に厳選された40作品に加え、新規に移植される2作品(後述)の合計42作品がプリインストール(内蔵収録)され、それらのソフトでプレイ出来る。詳しい収録タイトルは後述するが、全地域共通で収録される作品と、それぞれの地域限定で収録されるタイトルの2種類に大別できるため、総タイトル数は若干多くなっている。 対応言語は「日本語」のほか、「英語」「フランス語」「イタリア語」「ドイツ語」「スペイン語」「繁体字」「韓国語」の計8言語であり、設定を変更することでメニューのタイトル名、ゲーム紹介テキストのほか、一部ゲームを除き、メニューに表示されているパッケージデザインやゲームのバージョンも該当地域向けに変更され、海外版を遊ぶことが出来るようになる[注 3]。 ソフトの移植は「SEGA AGESシリーズ」など、レトロゲームの移植で多数の実績を持つエムツーが担当[注 4]。ゲームをセレクトする際のメニュー画面で流れるBGMは『ベア・ナックル』などメガドライブのゲーム音楽を多数手がけた古代祐三による新規書き下ろし楽曲が使われた。
ハード関係
オリジナルハード後期モデル「メガドライブ2」(MD2)リリースの頃に製作・単品販売(MD2にも付属)したゲームコントローラ「ファイティング6Bパッド」を、同じサイズのまま接続端子を USB仕様にしたコントローラ[注 5]「メガドライブ ミニ コントローラー」が1個付属する基本モデルと、2個付いている「メガドライブ ミニW」モデルの2種類が発売される。なお一部の収録作品は3人や4人のマルチプレイが可能だが、オリジナルのコントローラー接続端子拡張ユニット「セガタップ」に変わって、IT系周辺機器メーカー・BUFFALOとタイアップした特定の汎用USBハブを2Pコントローラー接続端子に接続することで、マルチプレイに対応する[注 6]。
映像、音声出力用にHDMI端子が用意されており、現代のスタンダードなデジタルテレビやディスプレイへ接続することが可能。
電源入力端子はオリジナルのDCジャックから「micro-B USB」端子に変更されている。ACアダプタは標準付属されていないため、スマートフォンの急速充電などに使われる5V/1.0A/5W以上の出力ができるUSBのAコネクタに電源供給が可能なアダプタが必要[注 7]、公式サイトではテレビ・PC等のStandard-Aコネクタから電源を供給することによっても動作が可能としている。
その他の付属品はディスプレイ接続用のハイスピードHDMIケーブル、電源供給用のUSBケーブル、取扱説明書、保証書など。各ゲームタイトルの説明書は添付しておらず、本体で電子説明書として閲覧する機能もない。公式サイトにて、各タイトルの発売当時の説明書(新規移植の2作品は書き下ろされたもの)が、PDFファイル形式で公開されている。
トピックス
日本版においては、基本的に「1シリーズ1タイトルのみを収録する」という「縛り」が設定されている[6]。このため、下記3シリーズ作品については2019年2月セガ公式サイトにて、「(日本で発売するMDミニに)どの作品を収録してほしいか」という意見をセガに届けられる機会(セガでは「国民投票」と称した)が1週間ほどあり、その結果を受けて下記*印のタイトルの収録が決定した。
ぷよぷよシリーズ - 『ぷよぷよ』 / 『ぷよぷよ通』*
ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ - 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』 / 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』*
シャイニング・フォースシリーズ -『シャイニング・フォース 神々の遺産』* / 『シャイニング・フォースII 古えの封印』
YouTubeなどで公開されているプロモーション映像では、原典ハードのCMに起用されたいとうせいこうがナレーションを担当した。
メガドライブミニのデコレーションキットとして「メガドラタワーミニ」が数量限定で同時発売される予定。これはメガドライブミニのサイズに合わせたメガCD・スーパー32X・「ソニック&ナックルズ」のロックオンカートリッジ・「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のカートリッジのミニチュアモデル(いずれも装飾品のため動作しない)のセットで、これをメガドライブミニに全て装着すると俗に呼ばれる「メガドラタワー(メガタワー)」が再現できるという物である[
日本国外でも北米市場ほかアジア圏にて日本と同日、欧州(ユーロ圏)市場においては同年10月4日に、各市場向けの仕様にした版(北米ならば「SEGA GENESIS MINI」、欧州ならば「SEGA MEGA DRIVE MINI」名となる)がリリースされる予定である。本項では、これらについても簡単に解説する。
概要
1980年代から1990年代にかけてセガゲームスの前身「セガ・エンタープライゼス」時代に販売していた家庭用ゲーム機「メガドライブ」を、現代のアーキテクチャで復刻するものであり、2001年のドリームキャストの生産停止以来18年ぶり[注 1]にリリースした家庭用コンピュータゲーム機となる(セガゲームスとしては初リリース、「メガドライブ ミニ」は公開されたゲームプラットフォームではないため、本機が出てもドリームキャストは最後のゲームプラットフォームである)。
2018年4月14日に開催されたセガフェス2018にて、第1報がなされた[1][注 2]。当初は同年内のリリースを予定していたが、反響がセガの予想を越えて大きく、海外からの要望にも適切に応える必要が生じてきたため、2018年9月、翌2019年に販売時期を延期すると発表[2]して当初の仕様も白紙に戻して一から再設計、上記の正式発表を経て現在に至る。
日本では発売時期が改元の時期(平成から令和)にあたっていたため、「令和最初の新(ゲーム)ハード」というセールスコピーが使われた。
北米市場向けバージョンの「SEGA GENESIS MINI」が日本でも数量限定販売で9月9日に予約開始され、9月27日にAmazonで発売されることが決定した。また、日本版の3Bパッドがセガストアにて発売されることも同時に発表された[3]。
基本的な仕様
※ 下記の出典 → [4]
外観は原典デザインのまま、スケールを約55%縮尺したサイズとなっている[5]。このスケーリングサイズは先だってリリースされた他メーカーの復刻系ゲーム機(ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンなど)に近いものになっており、並べて置いた際に「納まり」が良くなることを意識したもの。なお、それらの機種では(電源スイッチ・リセットボタンをのぞいて)省略されていた本体の各部品可働がオリジナルと同様に可能である(ダミーパーツであり実際の機能が付加されていない点については同様)。
ソフト関係
他メーカーの復刻系ゲーム機同様、オリジナルのロムカセットをスロットに装着して遊ぶことは出来ない(公開された仕様ではソフトのダウンロード(書き換え)は出来ない)が、全メガドライブゲームソフト(セガだけではなく他のゲームメーカーからリリースされたタイトルも含む)から「“メガドライブの時代を再現する”」という内部的テーマを元に厳選された40作品に加え、新規に移植される2作品(後述)の合計42作品がプリインストール(内蔵収録)され、それらのソフトでプレイ出来る。詳しい収録タイトルは後述するが、全地域共通で収録される作品と、それぞれの地域限定で収録されるタイトルの2種類に大別できるため、総タイトル数は若干多くなっている。 対応言語は「日本語」のほか、「英語」「フランス語」「イタリア語」「ドイツ語」「スペイン語」「繁体字」「韓国語」の計8言語であり、設定を変更することでメニューのタイトル名、ゲーム紹介テキストのほか、一部ゲームを除き、メニューに表示されているパッケージデザインやゲームのバージョンも該当地域向けに変更され、海外版を遊ぶことが出来るようになる[注 3]。 ソフトの移植は「SEGA AGESシリーズ」など、レトロゲームの移植で多数の実績を持つエムツーが担当[注 4]。ゲームをセレクトする際のメニュー画面で流れるBGMは『ベア・ナックル』などメガドライブのゲーム音楽を多数手がけた古代祐三による新規書き下ろし楽曲が使われた。
ハード関係
オリジナルハード後期モデル「メガドライブ2」(MD2)リリースの頃に製作・単品販売(MD2にも付属)したゲームコントローラ「ファイティング6Bパッド」を、同じサイズのまま接続端子を USB仕様にしたコントローラ[注 5]「メガドライブ ミニ コントローラー」が1個付属する基本モデルと、2個付いている「メガドライブ ミニW」モデルの2種類が発売される。なお一部の収録作品は3人や4人のマルチプレイが可能だが、オリジナルのコントローラー接続端子拡張ユニット「セガタップ」に変わって、IT系周辺機器メーカー・BUFFALOとタイアップした特定の汎用USBハブを2Pコントローラー接続端子に接続することで、マルチプレイに対応する[注 6]。
映像、音声出力用にHDMI端子が用意されており、現代のスタンダードなデジタルテレビやディスプレイへ接続することが可能。
電源入力端子はオリジナルのDCジャックから「micro-B USB」端子に変更されている。ACアダプタは標準付属されていないため、スマートフォンの急速充電などに使われる5V/1.0A/5W以上の出力ができるUSBのAコネクタに電源供給が可能なアダプタが必要[注 7]、公式サイトではテレビ・PC等のStandard-Aコネクタから電源を供給することによっても動作が可能としている。
その他の付属品はディスプレイ接続用のハイスピードHDMIケーブル、電源供給用のUSBケーブル、取扱説明書、保証書など。各ゲームタイトルの説明書は添付しておらず、本体で電子説明書として閲覧する機能もない。公式サイトにて、各タイトルの発売当時の説明書(新規移植の2作品は書き下ろされたもの)が、PDFファイル形式で公開されている。
トピックス
日本版においては、基本的に「1シリーズ1タイトルのみを収録する」という「縛り」が設定されている[6]。このため、下記3シリーズ作品については2019年2月セガ公式サイトにて、「(日本で発売するMDミニに)どの作品を収録してほしいか」という意見をセガに届けられる機会(セガでは「国民投票」と称した)が1週間ほどあり、その結果を受けて下記*印のタイトルの収録が決定した。
ぷよぷよシリーズ - 『ぷよぷよ』 / 『ぷよぷよ通』*
ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ - 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』 / 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』*
シャイニング・フォースシリーズ -『シャイニング・フォース 神々の遺産』* / 『シャイニング・フォースII 古えの封印』
YouTubeなどで公開されているプロモーション映像では、原典ハードのCMに起用されたいとうせいこうがナレーションを担当した。
メガドライブミニのデコレーションキットとして「メガドラタワーミニ」が数量限定で同時発売される予定。これはメガドライブミニのサイズに合わせたメガCD・スーパー32X・「ソニック&ナックルズ」のロックオンカートリッジ・「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のカートリッジのミニチュアモデル(いずれも装飾品のため動作しない)のセットで、これをメガドライブミニに全て装着すると俗に呼ばれる「メガドラタワー(メガタワー)」が再現できるという物である[
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