الاثنين، 2 سبتمبر 2019

あなたの番です

あなたの番です』(あなたのばんです)[3]は、日本テレビ系「日曜ドラマ」にて2019年4月14日から9月8日まで毎週日曜22時30分 - 23時25分に放送されているテレビドラマである[4]。通称『あな番』
概要
マンションに引っ越してきた年の差婚の新婚夫婦が住人たちの「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。第1章では原田知世と田中圭、第2章・反撃編では田中圭が主演で、30人を超えるキャストが出演する[8]。

海外市場での展開も視野に、2クール連続・半年間に渡って放送される[9]。6月16日放送の第10話までを第1章とし、23日放送の「特別編」を挟み、30日放送の第11話より第2章「反撃編」として放送される。同局で2クール連続ドラマを制作するのは1994年10月期から1995年1月期にかけて放送された『静かなるドン』以来25年ぶり[10]。

キャッチコピーは、〈第1章〉「毎週、死にます。」、〈第2章・反撃編〉「殺(や)られる前に暴いてやる。」。

地上波放送と連動して、『扉の向こう』(とびらのむこう)と題したショートドラマが制作され、Huluにて独占配信されている[11]。それぞれの住人を主人公として日常や家庭の事情を描いている。

あらすじ
第1章(第1話 - 第10話)
年の差婚の新婚夫婦、手塚菜奈と手塚翔太はマンションの一室を購入し新婚生活に胸を膨らませる。引っ越し作業がひと段落し、マンションの住民から毎月1度開かれる定例の住民会に出席するように言われ、菜奈が住民会に出席することになり、住民たちに興味を持たれながら議題を話し始める。

住民会後の歓談タイムで、管理人の床島比呂志が「"殺したい人"が一人くらいいるのではないか?」と言い始め、他の住民もそれに便乗して話し始める。すると菜奈が、「警察は殺人事件が起こった場合、真っ先に動機がある人から調査をするのですぐに捕まってしまう」ことを告げる。すると、動機のある人間同士の交換殺人をしようという話になり、住民の皆も冗談半分で殺して欲しい人の名前を紙に書きくじ引きのように引く。

住民会が終わった後、部屋に見慣れない鍵を見つけ、それが床島のものだと気付いた翔太は床島に電話をする。すると着信音がベランダから聞こえ、恐る恐るカーテンを開けると、そこには宙に逆さで吊るされた床島の姿があり、床島は屋上から転落し、死亡してしまう。そしてマンションの掲示板には、小さな紙で「管理人さん」と書かれた紙が貼られており、交換殺人ゲームが本当に始まった事を知らせる。
頭部以外が土に埋まり、指紋が焼かれた状態で殺害された、「Dr.山際」こと山際祐太郎。

ガス爆発事故で亡くなった、ブータン料理屋の店長である「ドルジ」こと田中政雄。

自宅での誕生日パーティーで首を切られて殺害された、502号室の赤池美里・吾朗夫妻。

時代劇の撮影の休憩中に、覆面姿の3人組にバットで撲殺された、袴田吉彦[12]。

夫の児嶋俊明のゴルフバックに切断された右足だけが入って見つかった、102号室の児嶋佳世。

西尾の店のトイレで針金で首を絞められて殺害された、201号室の浮田啓輔。

久住譲と共にエレベーターから落下して死亡した、菜奈の夫の細川朝男。

何者かに殺傷されて吐血し死亡した、田宮の元部下の甲野貴文。

菜奈と翔太はお互い推理をして402号室の榎本早苗が怪しいと睨み、翔太は402号室の秘密を暴く。暴走した早苗は菜奈を殺そうとするも、息子の榎本総一が命がけで早苗の暴走を止め、早苗は逮捕される。

事件は終わったと思った矢先、自室で何者かに毒殺されていた、302号室の手塚菜奈。

特別編
最愛の妻手塚菜奈の葬儀を終えた手塚翔太は、あまりにも唐突な妻の死を受け入れきれず、憔悴しきった状態でマンションの自室に戻る。ふと菜奈の仕事部屋のパソコンの電源が入っていることに気づいた翔太は、オランウータンタイムで菜奈のパソコンのパスワードをあて、それを入力してパソコンを開き、「Diary」と書かれた日記アプリを見つける。その日記には、翔太と菜奈が初めて会った日からこれまでの出来事や菜奈の心境が記されており、翔太は改めて菜奈への思いを募らせる。

一方、警視庁すみだ署刑事の神谷将人と水城洋司は、手塚夫妻が住んでいたマンション「キウンクエ蔵前」の住民と関係者たちが巻き込まれた連続殺人事件についての検証をしていた。神谷は手塚夫妻がマンションに引っ越した直後から立て続けに事件が起きていることや、翔太が遺体の第一発見者となったケースが多いことに疑問を抱き、「翔太が連続殺人事件の黒幕」だと疑っていたが、菜奈が殺され憔悴した様子の翔太の姿を思い出した水城は、「刑事のカン」を理由にその可能性を否定する。

その頃、菜奈の日記を一通り読み終えた翔太は、パソコンに「翔太くんへ」と題付けされた文書ファイルを見つける。それは菜奈が翔太への「遺言」のようなものであったが、その内容の「ある部分」に違和感を覚えた翔太は、文書の最後に謎のイラストを発見する。直後にパソコンの画面が「警告!」という赤い文字で埋め尽くされ、「翔太くんへのプレゼント」と書かれた動画サイトのURLが添付されていた。その動画には、暗がりの中で菜奈が何者かに脅され怯えている姿が映っており、翔太に「何か」を伝えようとしたところで映像は途切れる。

菜奈のパソコンに文書ファイルを残し、動画を撮影・添付したのが、自分にとって大切な存在である菜奈を殺した犯人だと悟った翔太は怒りを爆発させる。

第2章・反撃編(第11話 - 最終話)
第1章で、死亡した愛する妻の手塚菜奈を殺した犯人を、未だに続く殺人の全貌を明らかにすべく302号室の手塚翔太は、202号室の黒島沙和、新たに304号室に引っ越してきた二階堂忍と共に、二階堂が研究しているAIを使い、事件解決に挑む。

二階堂よりAIは犯人を見つけるため使われることもあると聞いた翔太は、忍とAIの力を借り事件の真相を暴こうとする。402号室の榎本早苗の暴走事件後、息子の榎本総一は叔母の榎本サンダーソン正子と共に再び402号室で暮らすことになる。住民から情報を集めていた翔太と忍は、203号室のリン・シンイーから新管理人の蓬田蓮太郎が401号室の木下あかねに三階の鍵を渡していたことを聞き、翔太は蓬田から真実を聞く。その際、401号室のスペアキーを盗みだした翔太は、忍、黒島、蓬田と共に木下の部屋に向かう。彼女の部屋の奥には今まで起きた交換殺人に関する情報があり、部屋に戻ってきた木下は気にする様子もなく翔太達に不敵な笑みを浮かべる。

木下も独自の調査で交換殺人ゲームに関する情報を集めていることが分かる。翔太は、木下が密かに集めていたゴミ(木下本人は資料と呼んでいる)を借りて二階堂のAIの完成を急ぐ。その後、忍のAIが弾き出した「犯人は医者の藤井」という答えから、翔太は403号室の藤井淳史の部屋に向かう。藤井の部屋の奥で翔太は大量の薬を見つけるも、そこに匿われていた袴田吉彦殺害犯のうちの2人の不法滞在者に捕まってしまう。また、児嶋佳世の夫で102号室に児嶋俊明が再入居した。

不法滞在者2人によってマンションの外に連れ出されそうになる翔太を偶然鉢合わせをした二階堂が助け、こと無きを得る。その後、101号室の久住譲が入院している病院にお見舞いに行った翔太は、そこで201号室の浮田啓輔と一緒に暮らしていた柿沼遼と妹尾あいりの2人と会う。柿沼から浮田も殺害された際に微笑みを浮かべていたことを聞いた翔太は、赤池夫妻、菜奈の死体が微笑んでいた事を思い出す。翔太と忍は、赤池夫妻、浮田、菜奈を殺害した犯人は同一人物ではないかと疑い始める。その後、502号室に南雅和が新たに入居してくる。

柿沼の証言から、「赤池夫婦、浮田、菜奈を殺害した犯人は同一人物でありその犯人は総一ではないか」というAIの結果が出る。夏祭りの夜、元304号室の北川澄香の息子のそらと総一は2人で仲良くお祭りに来ていたが、総一は人気のないところにそらを誘い込みそらを絞め殺そうとする。間一髪のところで翔太、二階堂、南の3人が阻止し、事件は未遂に終わる。同時刻、足を怪我した黒島は、早川教授からの呼び出しにより駅のホームで電車を待っていると、何者かにより背後から線路に突き落とされてしまう。また、104号室の石崎洋子が書いた紙が本人と自己申告した「石崎洋子」の紙に、木下以外の指紋が6人分いたことが警察の調べで分かり、翔太から夏祭りの後の住民会で語られた。

黒島はなんとか一命をとりとめた。住民会で南は、自身の正体を芸人の南サザンクロスだと明かす。また、警視庁すみだ署刑事の神谷は、遂に自分が2年前の事件で捜査情報を横流しして金銭を受け取っていたこと、今回の事件で交換殺人ゲームが存在していたことを隠していたことを咎められ、謹慎処分を受けてしまう。神谷は独自で捜査を行い、早苗から交換殺人ゲームで元管理人である床島比呂志の名前を書いたことを聞き出す。そして、翔太が赤池幸子の財布から「児嶋佳世」と書かれた紙を発見する。さらに、501号室の佐野豪が通う食肉加工場の冷凍庫から右足だけしか見つかっていなかった児嶋佳世の全体が見つかる。神谷は、集めた情報から菜奈を殺害した可能性のある犯人にたどり着き、翔太と会う約束をする。神谷からの連絡を受けた翔太は急いで神谷の元に向かうが、待ち合わせ場所にいた彼は何者かに殺害されていた。

翔太と二階堂は一連の殺人の犯人は黒島のストーカーの内山達生ではないかと考える。水城も様々な場所で情報を得て内山が怪しいという結論に達し3人は内山が住むアパートにたどり着く。3人を挑発する内山に対し水城が扉を開けると扉に仕掛けていた装置が作動、3本のダーツの矢が内山の胸に刺さる。内山は「ブルでーす!!」と叫び絶命する。内山の絶命と同時にパソコンから軽快な音楽が流れ始め、ダーツの絵が映し出された。

内山が死んだ後にパソコンから流れた動画で、赤池夫婦、浮田啓輔、児嶋佳世、甲野貴文、手塚菜奈、神谷将人の7人の殺害した犯行(赤池夫婦、浮田、菜奈の殺害する際の描写はなく、児嶋、甲野の殺害する際の描写はあり、神谷のみ殺害の様子)が語られた。怒りに震える翔太と二階堂は、一連の「微笑み顔」殺人は別に犯人がいると疑いをもつ。また、警察の調べで内山の家から大量の「笑気ガス(麻酔の一種)」が見つかったことを水城刑事から翔太に伝えられた。また、いつも怪しい行動をする301号室の尾野幹葉や未だ引いた紙が本当か怪しい103号室の田宮淳一郎などマンションの住民の中にまだ殺人犯がいるのではないかと疑う翔太。二階堂は、尾野から菜奈を殺した犯人を知っていると聞き、尾野の部屋に入り出されたお茶を飲む。菜奈を殺害した犯人は黒島だと朦朧とする意識の中なんとか聞き取る。二階堂が飲んだお茶には薬が入っていたのだ。そして未だ謎が多い南は、昔人を殺した事があるだろうと田宮に包丁で脅し尋問する。

暴走する南をなんとかなだめる翔太。話を聞くと南は、昔「穂香」という娘がいて台風が高知県に来た際に行方不明となり、その後死体で発見され、娘を殺した犯人は田宮だろうと決めつけて脅す。しかし、田宮の妻・君子から台風の時のアリバイを聞き誤解が解ける。南の部屋の502号室で話を聞いた翔太は、「穂香」は、首を切られ、微笑んで殺されたことを知る。南は、黒島、内山、田宮の3人は、高知県出身という共通点があること、娘を殺した犯人がこのマンションにいることを独自に調査して突き止めるため、引っ越してきたことを話す。翔太が部屋に戻ると、そこに黒島が現れ、二階堂と連絡が取れないことを話す。そこに301号室から二階堂の服を着た尾野が出てきて、二階堂が自分の部屋にいることを明かし、2人は部屋に入った。そこには、上だけ裸になった忍が寝ていた。二階堂は病院に行き、自分が飲んだ飲み物に睡眠導入剤が入っていたことを翔太に伝える、翔太は内山が残した動画を改めて見ていると、自分が住むマンションでも聞こえるチャイムが鳴っていることに気づく。その後、水城と話し合い、翔太は、内山は自分が住んでいた江戸川区ではなく、自分たちがいる地区(墨田区)で動画を撮影したと気づく。そして、菜奈が最後に電話をかけていたのが、自分が入院していた病院ではなく藤井が勤めている病院のナースステーションであることを水城から聞かされた翔太は、その事実を確かめようと藤井の部屋を訪ねるも居留守を使われ、桜木にも尋ねるが回答をはぐらかされる。一方、記憶喪失のフリをしていた久住は、エレベーターを使おうとしていた佐野にキレる。どうやら、佐野は過去にエレベーターの中で液体を撒き散らしてしまい、それ以来久住からエレベーターに乗らないよう怒られていたらしく、翔太は偶然2人の喧嘩に居合わせ2人を止めた。その際、久住が記憶を取り戻した(フリ)事に喜ぶと同時に、柿沼と妹尾の2人を呼び、久住を殺した犯人の名前と細川を殺害した罪を償うために自首を勧め、久住は自首する事を藤井に話しながら夜道を歩く。しかし、歩道橋を歩いていた久住の後ろから、桜木が注射器を久住に刺し、「地獄で袴田吉彦が待っている」と言いながら蹴り落とす。その頃、警察署には田宮が来ていて、水城から人を殺したことを自首しに来たのだなと確認。それに対し、田宮は頷き、ケースに入った5枚のSDカードを提出する。二階堂は気になる事があるため尾野の部屋に入り、翔太は偶然2人の声を聞く。その後、黒島から忍に避けられているという電話で咄嗟に嘘をついた翔太。AI菜奈に嘘をついてしまったことを話しながら、パズルのピースの1つが色が違う事に気がつく。一方、いつも通りに翔太と晩御飯を食べていた二階堂は、内山が遺した動画の背景に映っていたカーテンの色と模様が、尾野の部屋にあるカーテンと同じものかを確かめるために彼女の部屋を訪ねていたことを明かす。その時、南からもらった資料を読み込んでいたAIが、ついに解析を終え、犯人を導き出した。パソコンの画面に映し出されたのは、黒島だった。

二階堂の部屋を訪ねた黒島。尾野と揉めている2人をインターホン越しから見つめていた翔太と二階堂の2人は、なんとか黒島たちを引き離し黒島を二階堂の部屋に入れる。そこで黒島は自分が黒幕だと疑われるものの、黒島を好きな二階堂は黒島をかばい、翔太は黒島が犯人だと疑っていると対立する。そこに水城から電話がかかり、田宮が人を殺したことを自白したと聞いた2人は一度喧嘩をやめる。一方、木下は日課であるボイスレコーダーの確認をする。そこには妹尾と柿沼、シンイーの3人が話しており以前シンイーが西村のいる社長室に入った際西村が前管理人の床島が持っていた日誌を待っていたことに疑問を抱いているという内容だった。一方田宮は監視カメラの映像を水城と共に確認する。そこには彼氏である波止に暴行を受けている黒島が映っており、田宮は波止との口論の末に殺してしまった事を告白。水城からの電話から翔太と二階堂は黒島が書いた名前は早川教授ではなく元彼の波止、引いた紙は織田信長ではなく赤池美里。黒島の書いたであろう波止の紙を引いたのはおそらく田宮である事を推理し合う。一方、歩道橋から落とされた久住は何とか一命を取り留め、病院で目を覚まし刑事たちに桜木るりに襲われた事を伝え桜木と藤井の病院に水城たち刑事が現れ桜木と藤井は袴田吉彦と田中政雄を殺害した事を自白する。その後、管理人の蓬田が303号室の部屋から叫びながら飛び出してくるのを見かけた翔太と二階堂は、血に濡れた赤池美里と書かれた紙を見つける。尾野が帰宅してくると同時に翔太と二階堂の2人は尾野から交換殺人ゲームの事を聞き出すと、尾野はゲームには参加しておらず、書いた紙は白紙、引いた紙は見ずに捨てたと告白(翔太は尾野が引いた紙はおそらく木下が拾っていた石崎洋子の紙だと予想)。その後翔太は尾野になぜ菜奈のボタンや303号室の鍵を持っているのか尋ねると尾野は恋人ではなく自分に振り向いてくれた人の物を自分が勝った記念品として貰いその人の部屋の匂いを吸うという行為を行っている事を告白。(本人曰く波動がいい)その後翔太は部屋にあるパズルのピースから菜奈が残した紙を見つけ、調べるうちにそれが新聞の占いの記事だと気がつく。翔太は水城に一連の犯行の日を改めて確認して犯人は自分の星座のラッキーデーの日に一連の微笑み殺人を行なっている事を突き止め合流した南、二階堂と共に犯人を捜すための罠を怪しい住民に仕掛けホテルで待ち構えていた。一方警察署では菜奈の動画の声の解析を終え遂に本来の声を聞き驚き固まる水城。木下は西村が経営している店に突入、西村に管理人の帳簿から交換殺人ゲームを知った事、西村が床島を殺したのだろうと問い詰めるもはぐらかされてしまう。一方ホテルで待っていた翔太と二階堂は自分たちがいる部屋のインターホンが鳴り遂に犯人が来たと思い扉を開ける翔太そこにいたのは尾野だった2人が驚いていた次の瞬間、翔太の背後にいた二階堂が翔太の首を絞め尾野に向かいありがとうと言い翔太は意識を失う
※名前の後の記号〈 〉内の数字は年齢を示す。

手塚菜奈(てづか なな)[13]〈49〉
演 - 原田知世
第1章の主人公。302号室の住民。翔太の妻。スポーツウェアなどの在宅デザイナー。優しくてしっかり者の姉さん女房。ミステリー好きの読書家。
次々と死んでいくマンションの住民達や事件解決の為に独自に調査。嘘をつく時に手を組む癖がある。
手塚翔太(てづか しょうた)〈34〉
演 - 田中圭
特別編、第2章・反撃編の主人公で、主題歌を担当。
302号室の住民。菜奈の夫。1984年10月19日生まれ。元バスケ部。現在はスポーツジムのトレーナー。
明るくて天真爛漫。妻を飼い主のように慕う犬コロ系夫。菜奈と同じくミステリー好きで、自分が「怪しい」と感じた人物や出来事に遭遇すると「オランウータンタイム」に入り推理を始める。嘘をつく時に無意識に右の胸を掻く癖がある。
新しく同じ階に引っ越してきた二階堂や刑事の水城と共に推理し殺人犯を捜す。
主要人物
黒島沙和(くろしま さわ)〈21〉
演 - 西野七瀬
202号室の住民。大学生。後に二階堂と付き合い始める。
翔太、二階堂と一連の事件の推理をする。
二階堂忍(にかいどう しのぶ)〈25〉
演 - 横浜流星[14]
大学院生。北川澄香が住んでいた304号室に、大学に近いという理由で入居。後に黒島と付き合い始める。
AIを用いて、翔太と一連の事件の真相に迫っていく。
田宮淳一郎(たみや じゅんいちろう)〈58〉
演 - 生瀬勝久
103号室の住民。銀行員→劇団員。独自に事件の真相を探っている。
榎本早苗(えのもと さなえ)〈45〉
演 - 木村多江
402号室の住民。専業主婦。住民会会長。
やや押しに弱いが明るい性格で、菜奈と仲良くなる。夫の正志と共に自分の部屋である402号室の『秘密』を守ろうと誓う。
南雅和(みなみ まさかず)〈50〉
演 - 田中哲司[15]
502号室の住民。赤池一家が住んでいた502号室に、家賃が格安だという理由で入居。
床島比呂志(とこしま ひろし)〈60〉
演 - 竹中直人[16]
「キウンクエ蔵前」の管理人。マンションの近くのアパートに住む。
マンションに新しい住人が引っ越してくる度に、「管理人チェック」と称して無断で部屋に上がり込んでスマートフォンで写真を撮るなどの不謹慎な言動が多く、マンションの住人たちからは煙たがられている。入居者にお手製のネームプレートを渡したりしている。交換殺人ゲームの最初の被害者となる。
キウンクエ蔵前 住民
1階
101号室
久住譲(くずみ ゆずる)〈45〉
演 - 袴田吉彦
サラリーマン。独身。エレベーターマニア。袴田吉彦と間違えられることに嫌気がさしている。
102号室
児嶋佳世(こじま かよ)〈42〉
演 - 片岡礼子
子供向け英会話教室を自宅で営む。夫の俊明との関係が冷え切っている。
子供に対して強い執着心を抱いており、マンションの子供を見つけては、自室に連れ込もうとするなどの異常行動が目立つ。
児嶋俊明(こじま としあき)〈45〉
演 - 坪倉由幸(我が家)
地図会社勤務のサラリーマン。
同僚の部下の女性と不倫関係にあり、ほとんど家に帰ってこない別居状態となっている。
103号室
田宮君子(たみや きみこ)〈55〉
演 - 長野里美
田宮淳一郎の妻。専業主婦。
淳一郎が手を怪我した際、「体力が有り余っているなら他のものにぶつけてみれば?」といろんなパンフレットを渡す。
104号室
石崎洋子(いしざき ようこ)〈35〉
演 - 三倉佳奈
2人の子供を持つ専業主婦。熱血な性格で自分の理想通りに行かないと気が済まないエゴイストな部分がある。
家族に八つ当たりするほどに精神に支障をきたすようになる。
石崎健二(いしざき けんじ)〈39〉
演 - 林泰文
区役所職員。真面目な性格だがやや天然でのんびりしている。
情緒不安定になっていく洋子に手を焼いている。
石崎文代(いしざき ふみよ)〈9〉
演 - 田村海優
小学3年生。しっかり者の優しいお姉さん。佳世の英会話教室に通う。
一男と共に護身術や体力トレーニングを積むようになり、大人に対して物怖じしない性格となっている。
石崎一男(いしざき かずお)〈6〉
演 - 大野琉功
姉について佳世の英会話教室に通う、小学1年生。
将来の夢としてユーチューバーになりたがったが洋子に猛反対される。文代と共に護身術や体力トレーニングを積むようになり、大人に対して物怖じしない性格となっている。
2階
201号室
浮田啓輔(うきた けいすけ)〈55〉
演 - 田中要次
暴力団構成員。
同居人の遼とあいりの面倒をみている。
妹尾あいり(せのお あいり)〈21〉
演 - 大友花恋(幼少期 : 阿部久令亜)
メンズエステ店員→西村の飲食店アルバイト。柿沼の恋人。
浮田を本当の父親のように慕っている。
柿沼遼(かきぬま りょう)〈21〉
演 - 中尾暢樹
暴力団構成員→西村の飲食店アルバイト。あいりの恋人。
203号室
リン・シンイー〈22〉
演 - 金澤美穂
留学生。ブータン料理店アルバイト→西村の飲食店アルバイト。
グエン・クオン〈21〉
演 - 井阪郁巳
左官見習い。不法滞在者。ベトナム人。シンイーの恋人。
イクバル・ビン・ダット〈45〉
演 - バルビー
SE。バングラディッシュ人。
204号室
西村淳(にしむら じゅん)〈38〉
演 - 和田聰宏
飲食店経営者。独身。
3階
301号室
尾野幹葉(おの みきは)〈25〉
演 - 奈緒
有機野菜宅配サービス会社勤務。独身。
高知出身、両親は共に行方不明で高知の児童養護施設に預けられその後福岡在住の里親に引き取られる
管理人お手製のネームプレートを使っている。
他の人から彼氏や夫を狙い付き合い相手と付き合うと一転して興味を無くし冷める性格。
304号室 元住人
北川澄香(きたがわ すみか)〈42〉
演 - 真飛聖
ラジオパーソナリティ。シングルマザー。
事件のなか、そらへの影響を考えてマンションを引っ越す。
北川そら〈5〉
演 - 田中レイ
保育園児。忙しい母親にかまってもらえず、1人で遊んでいる。
榎本総一に首を絞められ、殺されそうになった。
4階
401号室
木下あかね(きのした あかね)〈38〉
演 - 山田真歩
ノンフィクション作家。独身。
  いつも住民のゴミを漁ったり自身のポス   トの中に録音機を入れ住民同士の話を盗   聴するなどしている。

402号室
榎本正志(えのもと まさし)〈48〉
演 - 阪田マサノブ
警視庁すみだ署生活安全課課長。榎本早苗の夫。
榎本総一(えのもと そういち)〈14〉
演 - 荒木飛羽
早苗と正志の一人息子。早苗からは「総ちゃん」と呼ばれている。
3年前に誰にも見つからないようにダンボール箱に隠された状態でキウンクエ蔵前に引っ越してきた。以降、402号室の隠し部屋にて監禁されている。
榎本サンダーソン正子(えのもと - まさこ)〈45〉
演 - 池津祥子
正志の妹で総一の叔母。ノリが良い性格。夫はジャマイカ人。
施設から戻ってきた総一と新生活を始めているが、事件と総一をあまり関わらせたくないという気持ちから、マンションの住民には総一が施設から戻ってきたことを話していない。
403号室
藤井淳史(ふじい あつし)〈43〉
演 - 片桐仁
東央大学付属病院の整形外科の医師。独身。
大学時代の同級生である山際を嫌っている。後に桜木るりと付き合い始める。
404号室
江藤祐樹(えとう ゆうき)〈23〉
演 - 小池亮介
独身。IT起業家でアプリを作っている。
幸子とは仲が良く、老人ホームへ転居する際の引っ越しの手伝いもし、時に介護もしている。仕事柄、物事を何でもアプリで解決しようとする癖があり、住民にも自分の会社で作られたアプリの宣伝を惜しまない。また、AIについても詳しい。
5階
501号室
佐野豪(さの ごう)〈42〉
演 - 安藤政信
氷彫刻家。独身。友人から預かった凶暴なワニを飼っている。
502号室 元住人
赤池美里(あかいけ みさと)〈50→51〉[17]
演 - 峯村リエ
専業主婦。
献身的に幸子を介護しているように見えるが、事あるごとに幸子からはイビられて鬱憤が溜まっている。元々はスナックで働いていた模様。なぜか浮田を避けるように接している。
赤池吾朗(あかいけ ごろう)〈52〉
演 - 徳井優
美里の夫。大手商社勤務。嫁と姑の関係には事なかれ主義。
赤池幸子(あかいけ さちこ)〈78〉
演 - 大方斐紗子
美里の姑。車いすでの生活を強いられている。
美里とは仲良く見えているが、実際には無理な要求をするなど、事あるごとにイビっている。美里に対して「介護をさせてやらなかったら、ただの大きい女」と罵っていた。
美里と吾朗の死後、老人ホームへ転居する。
マンション外の人物
神谷将人(かみや まさと)〈26〉
演 - 浅香航大
警視庁すみだ署刑事。
推理力・洞察力に優れているがドライで合理的。
水城洋司(みずき ようじ)〈48〉
演 - 皆川猿時
警視庁すみだ署刑事。
捜査の中で一連の事件については呪いだと思い込んでいた。極度の怖がりで神谷からも刑事には向いてないと言われていた。神谷の殉職後、捜査に本腰を入れるようになる。
細川朝男(ほそかわ あさお)〈45〉
演 - 野間口徹
菜奈が以前勤務していたデザイン会社社長。菜奈の夫。
ストーカータイプで菜奈をつけ、翔太の通うスポーツジムにも通う。翔太からはアニキ[18]と慕われており、翔太のことをショウと呼んでいる。
蓬田蓮太郎(よもぎだ れんたろう)〈25〉
演 - 前原滉
床島後任のマンション管理人。
桜木るり(さくらぎ るり)〈25〉
演 - 筧美和子
東央大学付属病院の整形外科の看護師。
後に藤井と付き合い始める。
内山達生(うちやま たつお)〈21〉
演 - 大内田悠平
大学の工学部医療工学科を専攻。
いつも不敵な笑みを浮かべ両かかとを跳ねるようにしながら黒島を見つめている。二階堂の知り合いによれば、常に怪しく微笑んでいた事から「にやけ裕司」と呼ばれていた。
スポーツジムのスタッフ・高橋
演 - 田村優依
藤沢(ふじさわ)
演 - 伊嵜充則
劇団「満員on礼」の演出家・監督。
柳本(やなぎもと)
演 - 永岡卓也
劇団「満員on礼」のメイン俳優。
東(ひがし)
演 - 阿久澤菜々
劇団「満員on礼」の看板女優。
刑事課長
演 - 中野剛
刑事副課長
演 - 児玉頼信
刑事
演 - 板倉チヒロ、中山求一郎
ゲスト
第1話
波止陽樹(なみとめ はるき)〈21〉
演 - 水石亜飛夢(第1話、第12話、第19話)
黒島の恋人。
引っ越し業者
演 - 秋谷柊弥
上司
演 - 六角慎司
部下
演 - 髙橋龍児
第2話
山際祐太郎(やまぎわ ゆうたろう)〈43〉
演 - 森岡豊(第2話、第10話、特別編)
タレント医師。別名:ドクター山際。
ドルジ〈48〉
演 - 名倉右喬(第2話、第3話)
ブータン料理店店長。本名:田中政雄(たなか まさお)。
女性
演 - 勝倉けい子(第2話、第3話)
アナウンサー
演 - 高久慶太郎
司会
演 - 西野大作
佐々木
演 - 田口寛子
第4話
篠原(しのはら)
演 - 真田麻垂美
女性
演 - 小貫加恵
第5話
袴田吉彦(はかまだ よしひこ)
演 - 袴田吉彦[12]
俳優。
ケーキ屋の従業員
演 - 石田有希子
カフェの従業員
演 - 西間瑞希
袴田吉彦のマネージャー
演 - 吉田亮
第6話
守衛
演 - 須間一也
風俗嬢
演 - みやなおこ
ユキ
演 - 牧野莉佳
俊明の部下で愛人。
アナウンサー
声 - くわはら利晃
第7話
西尾(にしお)
演 - 三上市朗
リサイクルショップ経営者。あいりの実の父親。浮田の知人。
配達員
演 - 青木源太(日本テレビアナウンサー)(第7話、第17話)
久住の部下
演 - 平隆人
第8話
甲野貴文(こうの たかふみ)〈26〉
演 - 鈴木勝大(第8話、第9話)
銀行員。田宮の元部下。
久住に携帯を貸した女性
演 - 頼経明子
銀行員
演 - 鈴樹志保
細川の医師
演 - 藤田悠矢
引っ越し業者
演 - BOB(第8話、第11話)
アリ・モハラミ
演 - Milad(第8話、第12話・第13話)
不法滞在者。シンイーの同居人。
不法滞在者
演 - Kamal
第9話
田宮の部下
演 - 大村わたる(第9話、第10話)
甲野の同期で、甲野から田宮の愚痴を聞いていた。
受付の女性
演 - 吉田優華
第10話
小川看護師(おがわ)
演 - 太田美恵(第10話、第14話)
正志の同僚
演 - 林浩太郎
総一の同級生
演 - 奥悠輔、黒島愛登(第10話、第14話)
特別編
スポーツジムのスタッフ
演 - 小野孝弘
第11話
山崎育三郎(やまざき いくさぶろう)
演 - 山崎育三郎(本人)
ミュージカル俳優。
サイバー班
演 - 和田亮太、細渕敬史
リポーター
演 - 奥田由香
第12話
マイケル・デイビス
演 - モーゼス夢(第12話、第13話)
不法滞在者。シンイーの同居人。
第15話
黒島沙和の父
演 - 右近良之(第15話、第18話)
黒島沙和の母
演 - 土井きよ美(第15話、第18話)
食肉加工場の職員
演 - 森下亮(第15話、第16話)
第16話
甲野の母
演 - 宮地雅子
二階堂の同級生
演 - 水越朝弓、安田啓人
女性(雫)の方は二階堂が前に化学実験のAIの製作に協力した同級生であり、学内でかなりの人脈の広さを持つ。
食肉加工場の従業員
演 - 加瀬澤拓未、寺井義貴
第17話
南穂香(みなみ ほのか)〈8〉
演 - 丸山澪
南雅和の娘。5年前に起きた未解決殺人事件の被害者。高知県香南市の小学3年生。
スタッフ
企画・原案 - 秋元康
脚本 - 福原充則、高野水登(特別編&番外編「扉の向こう」)
音楽 - 林ゆうき、橘麻美
主題歌
Aimer「STAND-ALONE」(4月期)※7月期においては次回予告の際に流れる。[19]
手塚翔太「会いたいよ」(7月期) - 当初は、ノークレジットだったが、2019年7月6日(12話放送の前日)に放送された「THE MUSIC DAY 2019 時代」に田中が出演し、正式な曲名と翔太が歌っていることが明かされた。なお、あくまでも「手塚翔太」名義であるため田中圭自身は歌っていないとしている[20]。 
演出 - 佐久間紀佳、小室直子、中茎強、内田秀実(AXON)
チーフプロデューサー - 池田健司
プロデューサー - 鈴間広枝、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)
制作協力 - トータルメディアコミュニケーション
製作著作 - 日本テレビ

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