الخميس، 12 سبتمبر 2019

渋野日向子

渋野 日向子[2](しぶの ひなこ、1998年11月15日 - )は、岡山県岡山市出身の日本の女子プロゴルファーである。所属はRSK山陽放送。血液型はAB型。アマチュア時代の登録上の表記は澁野 日向子[3]。

2019年「AIG全英女子オープン」で日本人女子選手として樋口久子以来、42年ぶりのメジャー優勝を果たした
アマチュア時代
陸上競技の投擲選手だった両親(父:砲丸投・円盤投、母:やり投)の下、三人姉妹の二女として生まれる[5]。父親は岡山市水道局に勤務しており筑波大学出身[6]。母親も同じ大学の1年後輩[7]で東京都出身。

岡山市立平島小学校2年生の夏休みにゴルフと出逢う[5]。その年の12月からは地元のスポーツ少年団に入団してソフトボールも始める[5]。ソフトボールでは投手となり、バッテイングは左打ちに変えた[5]。

一方ゴルフでは2010年「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(小学生・女子の部・高学年)で3位等の成績がある[8]。

2011年に岡山市立上道中学校に進学[9]、学校で唯一の女子選手として軟式野球部に入るが[5]、同年「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(中学生・女子の部)で優勝すると[9]、中学2年生からゴルフ一本に絞った[5]。その裏には軟式野球部の監督から「ゴルフ一本の方が良い」という助言があったからだという[10]。その後「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(中学生・女子の部)では、2012年[11]、2013年も優勝し3連覇を果たす[12]。

2014年に岡山県作陽高等学校へ進学、同年の「中国女子アマチュア選手権」で優勝[13]。2015年「全国高等学校ゴルフ選手権大会」女子団体戦では同高校のメンバーとして出場し、大里桃子がいた熊本国府高等学校を抑えて優勝した[14]。

高校卒業後の2017年、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに進出、3日目までで14オーバーとなった為、最終日はプレー出来ずに終える[15]。同年サードクォリファイングトーナメント(QT)B地区59位でファイナルに進めなかった[16]。同年秋頃から青木翔に師事している[17]。

プロ転向後
サードQT進出者の資格でTP単年登録者(後述のプロテスト合格まで)として[18]、2018年は主にステップ・アップ・ツアーに出場[19]。主催者推薦競技会(マンデー)を経て同年唯一JLPGAツアーに出場した「アース・モンダミンカップ」では[20]、初日の9番ホールでホールインワンを達成して600万円を得た[10]。同年2度目のJLPGA最終プロテスト進出を果たし14位で合格[21]。JLPGA90期生となる[2]。同年ファイナルQT40位で、翌シーズン前半戦のJLPGAツアー出場資格を得た[22]。

プロテスト合格後にRSK山陽放送のゴルフ番組に出演したのが縁となり[23]、2019年2月から同社と所属契約を結ぶ[24]。同年5月のJLPGAツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」において通算12アンダーで同ツアー初優勝、20歳178日での優勝は2015年チョン・インジ(大韓民国)の20歳273日を更新する大会史上最年少優勝となった[25]。JLPGAツアー初優勝が公式戦となったのは史上13人目[26]、日本人に限ると2016年「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の畑岡奈紗[注 1]に次いで8人目となる[27]。公式戦優勝により翌シーズンから3年間のシード権を得た[28][注 2]。同年6月の「アース・モンダミンカップ」終了時点で年間獲得賞金ランキング3位に浮上し、8月の全米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー「AIG全英女子オープン」への出場権を獲得する[29]。

同年からの新設大会である7月のJLPGAツアー「資生堂 アネッサ レディスオープン」[30]において、通算12アンダーで並んだイ・ミニョンとのプレーオフを制し、初代女王となり自身同ツアー2勝目をあげた[31]。

海外初試合となった「AIG全英女子オープン」では、大会前の目標を「予選突破」としながらも[32]、初日と2日目は2位、3日目は2位に2打差の14アンダーで単独首位となる[33]。最終日は、3番ホールで4パットを叩いてダブルボギー、その後11番ホール終了時点で前日終了時と同じ14アンダー、2組先でプレーしていたリゼット・サラス(英語版)らに2打差の3位に後退するも、15番ホールで並び、最終18番ホールで約5mのバーディーパットを決め、通算18アンダーでLPGAツアー初出場初優勝をメジャー大会で飾った[34]。日本人女子のメジャー優勝は、1977年「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口久子以来42年ぶり、2人目の快挙[35][注 3]。またLPGAメジャー大会初出場初優勝は、2014年「エビアン選手権」で金孝周(大韓民国)が達成して以来、史上2人目の快挙となった[37]。さらに、プレー中にも笑顔を見せ、ファンと交流することから「笑顔のシンデレラ」として国内外のゴルフファンやメディアから注目を集めた[38][39]。

この直後の同年8月5日付女子ゴルフ世界ランキング(世界ランク)で32ランクアップの14位となった[40]。

全英女子優勝後には株式会社Tポイント・ジャパンと新規スポンサード契約を締結[41]。更に先輩プロの有村智恵、古閑美保、笠りつ子が所属するスポーツマネジメントエージェンシーの「ZONE」と契約、所属はRSK山陽放送のままマネジメントをZONEに委託することになった[42]。

同年8月18日最終日の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では3位タイに終わるも[43]、直後の同年8月19日付世界ランクで自身最高位となる12位となった[44]。

同年9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」初日、5バーディ、3ボギーの70(パー72)で回り、同年6月の「ニチレイレディス」初日からの、国内試合における連続オーバーパーなしのラウンド数を29とし、アン・ソンジュ(大韓民国)が2013年に記録したJLPGAツアー最長記録を更新した[45][46]。

選手としての特徴
2019年の「全英女子オープン」では平均260ヤードを超えるドライバー飛距離を誇り、同大会最終日には本人もこれが勝因と語ったパー4の12番で自信を持って1オンを決めるなど、強気な姿勢でラウンドに臨む[47]。また、スイングがダスティン・ジョンソンと似ており、本人もそれを認識している[48]。

人物
ニックネームは「シブコ」[1]。命名者はコーチの青木翔の門下で一緒に練習していた1年先輩の大出瑞月である[1]。
好きな駄菓子はよっちゃん食品工業の定番商品 「タラタラしてんじゃねーよ」。「全英女子オープン」最終日にプレイの合間に食べていたことが話題となり、製造元に問い合わせが殺到した[

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